【マンガ】進撃の巨人を4周した僕がガチで魅力を語ろうと思う。
『進撃の巨人って面白いの?魅力は何?』
今回はこんな疑問に応えていきます。
ネタバレは最小限に抑えているのでリラックスして読んでください!
それでは、ようこそ進撃の巨人の沼へ。
進撃の巨人のストーリーを軽く解説
出典:ABEMA
まずは進撃の巨人のストーリーというかあらすじを紹介します。もう読んだという方は読み飛ばしちゃってください。
進撃の巨人のテーマは実際にアニメ一期のエンディングの曲のタイトルでもある「美しき残酷な世界」だと僕は思っています。基本的に巨人VS人間という構図で、圧倒的に巨人のほうが強いので何人も人間が死にます(といってもそんなにグロくないよ!)。その残酷な世界の中でこそ芽生える家族の絆や友情の美しさ…。
すみません前置きが長くなりました。進撃の巨人のストーリーは以下のとおりです。
50メートルの巨大な三重の壁に囲まれた場所で生活する主人公エレン。巨大な壁の目的は外にいる巨人たちの進行を防ぐこと。しかしある日突然壁が壊されて母親を巨人に食われ、この世の巨人をすべて駆逐することを決意したエレンが、五年後巨人を倒す部隊である「調査兵団」に入団。それからミカサ・アルミンとともに巨人という正体不明のものに立ち向かっていく。
進撃の巨人の魅力【ネタバレなし】
出典:dアニメストア
ここではまだ進撃の巨人を読んだことがない方のために基本的にネタバレ無しで進撃の巨人の魅力を紹介していきます。
進撃の巨人の魅力①:エレン・ミカサ・アルミンの個性
まずはキャラクターの魅力。三人は幼馴染で、一緒に調査兵団を志望します。進撃の巨人の登場人物の一人、ハンネスという人がこの三人について「一人は高い戦闘技術を、一人は強靭な精神力を、そしてもう一人はとても賢い頭を持っている」といっています。この一人とは
高い戦闘技術▶ミカサ
強靭な精神力▶エレン
とても賢い頭▶アルミン
という意味です。
このスリーマンセルが本当に最高で…。エレンがなんにでも突っ込んでいくのをミカサとアルミンが抑えたり、時についていったり。
とにかくこの三人の内一人でも欠けたら進撃の巨人は成り立たないんじゃないかと思うほどバランスの良い三人です。
ちなみにミカサは女の子なのですが同学年の中で圧倒的に強いです。その理由も後々明かされるのでそれは実際に読んでみてのお楽しみに〜。
進撃の巨人の魅力②:絶対に予測できない展開
進撃の巨人の魅力一つ目は絶対に予測できない物語の展開です。
先に言っておくと、進撃の巨人の展開を完璧に予測することは絶対に不可能です。進撃の巨人はいい意味で必ず読者の予想を裏切り、上回ってきます。
感覚的には「起 承 転転転転転転転転 結」みたいな感じです笑。
進撃の巨人の魅力③:細かな心情変化
3つ目はキャラクターの細かな心情の変化の描き方が細かすぎるということ。
例えば先程進撃の巨人のあらすじのところで言った、エレンの母親が巨人に殺され、すべての始まりとなる部分。このときの息子の名前を呼びたいけどエレンを死なせるわけにはいかない、けど…といった葛藤が物凄く伝わってくるような描かれ方をしています。評論家の方もこの部分はすごすぎて恐ろしいと言っていました。
しかももっと恐ろしいのは作者の諫山創さんが連載当初23歳という若さ。しかも初連載が進撃の巨人という超大作。23歳とは思えない心情の描写がふんだんに描かれています。さすが構想4年、と言わざるを得ません。
進撃の巨人の魅力④:絶妙な絵のキモさ
進撃の巨人の魅力4つ目は絶妙な絵のキモさです。「は?」と思ったっかたも多いんじゃないですか?(逆に共感してくれる方も多いハズ。)諫山さんは漫画家の中では絵がうまい方ではなく、進撃の巨人を読んでてここ比率おかしくね?となることも割とあるのですが、巨人の描き方に関してはピカイチ。この巨人が物凄く気持ち悪くて、それがより恐怖を掻き立てます。
僕は小学校の頃に初めて進撃の巨人を読んで、あまりの巨人のおぞましさに読むのをやめてしましましたが、数年後また読んでみてドハマりしました(笑)。今ではあの気持ち悪さが良いとさえ思っています。
ちなみに先程絵が下手だといいましたが進撃の巨人の後半では非常に上手くなり、絵の上手さも巨人の気持ち悪さもパワーアップしています。
進撃の巨人の魅力⑤:進撃の巨人の世界の残酷さ
5つ目は、進撃の巨人の世界の残酷さ。
この漫画、びっくりするくらい人が死にます。家族や同期もあっさりと死んでしまいます。いま自分たちが生きている日常からは想像もできない死の恐怖や生の実感をエレンたちは毎日のように感じていると思うと鳥肌モンです。しかしそんな残酷な世界だからこそ美しいものはより美しく見える。そんな家族との絆や友情を見ることができるのが進撃の巨人の魅力です。
進撃の巨人の魅力⑥:伏線の美しさ
進撃の巨人といえば伏線、そう言っても過言ではないのでしょうか。
進撃の巨人というマンガは他の漫画とは比べ物にならないほどあちらこちらに伏線が散りばめられていて、読み進めていくとどんどん謎が増えていきます。しかもすごいのはその伏線をすべて回収すること。ファンたちがこの伏線は全然回収されなかったなーと諦めかけていたものまでキレイに回収して行きます。
最終回ではなんと一巻の伏線を回収し、「十年越しの伏線回収」と話題になりました。特に一巻にはものすごい量の伏線がはられていて(ガチで1話に10個くらい)、最終話まで読んだあと一巻を読むと全身鳥肌が立ちます。
進撃の巨人の魅力⑦:独特なギャグセン
進撃の巨人の魅力7つ目は、諫山先生の独特なギャグ線。
物語が大きく動くそうな場面のクライマックス…そんなところで小ネタをぶち込んでくるのが進撃の巨人です。しかもこの小ネタ、シュール過ぎてあとからジワジワ笑いがこみ上げて来るんですね笑。
また、単行本の最後には次回予告があったりおまけのマンガがあったりして、それがまた面白い!それを読めば諫山ワールドに入り込むこと間違いなしです。
進撃の巨人の魅力⑧:絶望の連続
進撃の巨人の魅力8つ目は、展開の絶望の連続。
物語の始まりがすでに巨人に支配されているという絶望的な状況で、そこから希望が見えてくるかと思ったら絶望、絶望、また絶望。そんな壮絶な世界の中でまっすぐ生きていくエレンの精神力はやはり凄まじいものがあります。
こんなに絶望を描く少年誌も珍しいですよね。
進撃の巨人の魅力⑨:アニメの神作画
進撃の巨人は2013年にアニメ一期が放送され、そこから人気が爆発、海外のファンも急増しました。その人気の理由はアニメ作画がすごいと話題になったからです。
進撃の巨人の世界の中では人間が「立体機動装置」というものを使って巨人に対抗していきます。立体機動装置とは、その名の通り人間が空中を飛び回れるようになる装置のことで、なんといってもその場面の作画が大迫力なんです。
まあ実際に見たほうがわかりやすいかなと。
進撃の巨人の魅力⑩:曲の良さ
進撃の巨人の魅力、ラストは曲の良さ。
進撃の巨人のアニメや映画ではたくさんの曲が使われています。しかもその曲が進撃の巨人の世界観にピッタリあっていてストーリーをより引き立ててくれます。
中でもこれはやばいな、と思ったのが実写版進撃の巨人の主題歌である「ANTI HERO / SEKAINOOWARI」。進撃の巨人を最終巻まで読んでこの曲を聞いたら間違いなく鳥肌が立ちます。なんと曲で最終巻の伏線を回収してるんです!
もう恐ろしいですよね。
とにかく進撃の巨人の一巻を読むべき
とにかく善は急げです。進撃の巨人を読まずに食わず嫌いしていても何も始まりません。僕も進撃の巨人はただただグロいだけのマンガだと思っていましたが一巻を読んで180度覆されました。
進撃の巨人を読もうか迷っているくらいなら絶対に読んでみることをおすすめします。
まずは一巻からどうぞ。
進撃の巨人を4周した僕がガチで魅力を語ろうと思う:まとめ
今回は僕の大好きなマンガ「進撃の巨人」の魅力を全力でお伝えしましたがいかがでしたか?言葉足らずな部分もあって進撃の巨人の魅力を完全には伝えられてないと思うのでぜひ自分で進撃の巨人ワールドを体感してみでください。
また、ここに載っているもの以外で「進撃の巨人にはもっとこんな魅力がある!」と思った方は是非コメントください!
それでは、また。